

石垣島から波照間島へフェリーで行く方法
※記事の情報は執筆時点のものとなります。
白く透き通るビーチ「ニシ浜」や南十字星がみられる、波照間島。
そんなキレイな景色を見られる波照間島への行き方を紹介します。
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波照間島へ行く方法は2つ
- 安栄観光フェリー(一般的な行き方)
- 貨客カーフェリーはてるま
波照間島へは、2つの行き方があります。
1、安栄観光フェリー
波照間島へは、石垣港離島ターミナルに窓口がある「安栄観光フェリー」で行くのが一般的です。
事前にフェリーを予約しておくことができますので、念のため予約しておきましょう。ホームページから予約すると、5%割引が適用されます(料金は当日払い)。
安栄観光フェリー 時刻表(2016年4月現在)
所要時間:約60~70分(波の状況により変動します)
石垣発 | 波照間発 |
08:30 | 09:50 |
10:30 | 12:00 |
11:50 | 13:10 |
15:30 | 16:50 |
【夏季】平成28年4月1日~9月30日
石垣港11:50発 波照間港13:10発便は、不定期にて大原港経由の場合があります。
安栄観光フェリー 料金(2016年4月現在)
片道 | 往復 | |
大人 | 3,090円 | 5,870円 |
小人(6〜11歳) | 1,540円 | 2,930円 |
身障者割引 | 1,550円 | – |
団体割引(15名以上) | 大人2,780円 小人1,390円 | – |
2、貨客カーフェリーはてるま
もう一つの行き方が、貨客カーフェリーはてるまです。
安栄観光フェリーに比べて、フェリー代が、片道大人1,540円、小人770円と安くなる代わりに、所要時間が2時間〜2時間半と、だいぶ長くなります。
安栄観光フェリーとの違いはこんな感じ。
- 事前予約不可(当日購入のみ)
- チケット代は約半額
- 所要時間が、約2倍かかる
- 火・木・土、第2・4金曜のみ運航
- 1日1本 運航
- 安栄観光フェリーが欠航しても、運航する可能性が高い
- 自転車・原付・自動二輪車も乗せられる(別途費用)
船酔いに強い方や、時間に余裕のある方、波照間島へ少しでも確実に行きたい方は、こちらを選ぶと良いでしょう。
貨客カーフェリーはてるま 時刻表(2016年4月現在)
所要時間:約120〜150分(波の状況により変動します)
石垣発 | 波照間発 | |
火・木・土曜日 | 09:00 | 14:00 |
金曜日(第2・4のみ) | 09:00 | 14:00 |
貨客カーフェリーはてるま 料金(2016年4月現在)
大人 | 小人 | 自転車 | 原付 | 自動二輪車 | |
片道 | 1,540円 | 770円 | 620円 | 1,230円 | 1,540円 |
安栄観光フェリーで波照間島へ行く方法
今回は、“安栄観光フェリー”で波照間島へ行く方法を紹介します。
まずは「石垣港離島ターミナル」へ
安栄観光フェリーの乗り場は、「石垣港離島ターミナル」にあります。
石垣空港から石垣港離島ターミナルへバスで行く方法は、こちらの記事を参考にしてみてください。
石垣空港から離島ターミナルまでバスで行く方法 | ODAY
チケットを購入&受け取る
ターミナル内の安栄観光窓口でチケットを購入できます。
事前予約をしている場合は、名前を伝えたらチケットの受け取りと支払いができました。
フェリーに乗り込む
今回、お世話になるフェリーはこちら。
乗り込む前の注意点
- フェリーではエチケット袋は配られません。念のため、事前に自分で用意して持ち込みましょう。
- フェリーにトイレはありますが、航行中は揺れが激しく利用は難しいです。トイレはすませておきましょう。
フェリーの座席
フェリーの座席は2種類あります。それぞれの特長はこんな感じです。
前方座席(室内)
- 後方座席に比べ、揺れが大きい
- シートベルトあり
- クーラーが効いている
- 背もたれが高く、座り心地がいい
揺れる代わりに、席環境がいいのが室内席。
後方座席(室外)
- 前方座席に比べ、揺れが小さい
- シートベルトなし
- クーラーがなく、暑い
- ベンチのような座席で固い
揺れが小さい代わりに、席環境が良くないのが室外席。
私たちは波照間へ向かう行きのときは、後方座席に。
帰りは前方座席に座ってみました(帰りは行きより揺れないらしい)。
個人的な感想としては、後方座席の暑さが一番辛かったです。暑すぎて揺れによる気持ち悪さが倍増した気がします…。
一般的に言えば、船の真ん中が一番揺れにくいようです。それもあってか、フェリーの真ん中は優先席になっています。
フェリーで波照間島へ向けて出発
いよいよ出発です。
波照間行きのフェリーは60〜70分、ゆらゆらを通り越してどんぶらこと船が揺れ続けます。波照間までの航路は波が高いのです。時々、ざっぱーーんと船が飛びます。笑
最初は揺れをアトラクション感覚で楽しめましたが、さすがに1時間以上続くと、楽しいどころではありませんでした。
船酔い対策
なるべく船酔いしないための対策はこちら。
- 酔い止めを飲む
- 音楽を聞く(アップテンポな歌がより効果的)
- 下をむかず、遠いところをみる
今回、私たちはあろうことか、酔い止めを持ってくるのを忘れてしまったのですが、「音楽を聴く」という対策を実践してみたところ、とても効果的でした!なんとか船酔いせずにすみました。
波の揺れではなく、音楽のリズムに集中すると船酔いしなかった!
ホエールウォッチングで船酔いしていたみなみのひげ氏でも船酔いせずに済んだので、相当効果があるのではと思っています。
波照間島に到着
この時は向かい風もあって船が遅れ、1時間20分、波に揺られ、ようやく波照間港に到着しました。
船から降りるとき、地上に立てることがこんなにも素晴らしいものなのかと感じます。喜びを噛みしめましょう。
フェリーの長旅、お疲れさまでした〜!
石垣⇔波照間フェリーのポイントまとめ
石垣⇔波照間フェリーのポイントをまとめます。
- 安栄観光フェリーを事前予約しておく
- 安栄観光フェリーが欠航の場合、貨客カーフェリーはてるまを利用
- エチケット袋は持ち込むべし
- 音楽で船酔い対策は効果あり!
- 船の真ん中周辺の席に座ると揺れが和らぐ
- 暑い日は室内の席がおすすめ
- 波照間→石垣は揺れが緩和される(らしい)
- ニシ浜をみたら、フェリーの辛さは吹っ飛ぶ
正直、フェリーでの移動はなかなかしんどいものでした…。
しかし、それでも、波照間島には行くだけの価値があります。青く光る海、真っ白な砂浜、夜空に広がる無数の星・・・。最高の沖縄が待っています!
ぜひ波照間島へ遊びに行ってみてくださいね。