日本最西端・与那国島のおすすめ観光スポットまとめ
※記事の情報は執筆時点のものとなります。
日本の最西端である、与那国島。
沖縄本島よりも台湾に近く、同じ日本なのにずいぶん遠くまで来たなぁ、と思うような、そんな島です。
テーブル状に隆起した台形の島が織りなす自然は、沖縄のなかでもまた独特で、ダイナミック。
海の透明度も、沖縄本島よりもさらに高く、南洋の島々らしい鮮やかさです。
行ってみると、ファンになってリピートする人が多い、与那国島のおすすめ観光スポットをまとめてみました。
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与那国島のおすすめ観光スポット
Dr コトー診療所(志木那島診療所)
まずおすすめしたいのが、テレビドラマ「Dr コトー診療所」のロケ地として作られた志木那島診療所。
比川集落を抜けたところにポツンと佇み、建物も内装も、当時のまま、残っています。
Dr コトーファンだけでなく、ドラマをみていない方でも、十分楽しむことができます。
見学料は300円。受付には人がいないため、行く際はお釣りがでないように、準備しておきましょう。
Dr コトー診療所前の海、比川浜(ひがわはま)ではタイミングがいいと与那国馬を見ることができますよ。合わせてチェックしてみてくださいね。
日本最西端の碑
日本で一番最後に太陽が沈む、最西端の碑。
日本最西端の島の最西端です。
最西端の碑で記念撮影した後に、ぜひ見ていただきたい景色があります。
それは展望台の裏から見える、この景色。
与那国島の海は流れが早く、なかなか遊泳に向きません。人が踏み入らないため、サンゴ礁がくっきりと残っているのです。
深い深い青の色をした、与那国ブルーをここで眺めることができますよ。
また、年に数回、台湾が見えることがあるようなので、こちらも確認してみてくださいね。
最西端の碑を見た後は、与那国町観光協会で日本最西端の証を発行してもらうことができます。記念にもらってみましょう。
ナーマ浜
黒潮の流れが早く遊泳できるビーチが限られている、与那国島。
そんな与那国島で最も遊泳に向いているビーチが、ナーマ浜です。
ナーマ浜の海は透明度が高く、非常に美しい色合いをしています。
海の向こうには、漁師の船が行き来する姿も見られ、漁が盛んな与那国島らしい光景も目にできますよ。
東崎展望台
お次は、与那国島の東側、東崎展望台。
東崎は切り立った崖の上にあり、四方に見晴らしが良い素晴らしいスポットです。
東崎展望台からは晴れていると、西表島の島影がみえるそうです。
東崎は、与那国島在来種と言われる「与那国馬」が放牧されています。
日本の在来馬の中で最も小さく、性格もとっても温厚。間近で見ることができますよ。
立神岩(トゥンガン)
「神の岩」として信仰の対象にもなっている、立神岩。
海の中からにょきっと出ている大きな岩が印象的です。
立神岩の展望台からもっとも近くでみることができます。
軍艦岩
軍艦の形をしていることから名付けられた、軍艦岩。
軍艦岩はサンニヌ台展望台から望むことができます。
旧展望台は道が崩れてしまい、立ち入り禁止になってしまいましたが、新しく展望台が建設されました。
展望台の2階から記念撮影するときれいに軍艦岩と一緒に写ることができるのでおすすめです。
六畳ビーチ
与那国島の隠れた絶景、六畳ビーチ。
「六畳」は、浜の広さが畳6つ分くらいのサイズからきています。とても小さなビーチですが、上から見下ろす海の透明度は素晴らしい。
太陽が出てくると、海の色合いも鮮やかさを一層増し、より透明度がはっきりとわかります。
六畳ビーチは入り口が少しわかりにくいので、googleマップを頼りに向かうのがいいかもしれません。
与那国島海底地形
最後は、与那国島の海底に沈む、海底遺跡です。
私たちは残念ながら時間が足りず、行くことができませんでした。
海底遺跡の全長は、約250メートル。高さは26メートルの巨大遺跡です。
ダイビングの人気スポットになり、ダイバーが年中訪れる場所となっています。
「ダイビングは怖くてできない」という方は、グラスボートからもみることができますよ。
沖縄の島らしい雰囲気がたっぷり残っている
東京、大阪につづき、日本で経済成長し続ける沖縄県。
沖縄本島を中心に、石垣島、宮古島も、市街地は都市化しています。
そんな沖縄にあっても、与那国島まで来れば島のゆったりとした空気感を存分に感じられます。
「与那国なら、昭和30年頃の島の雰囲気を味わえるよ」なんていう声も島の人々からうかがえるくらい。
与那国らしいダイナミックな景勝の観光地とともに、昔から残る島らしいの雰囲気もぜひ味わってみてください。